マットなキャンバス『サルバドール』には、セザンヌの短い筆致がはっきりと読み取れる--特に、黄土色、錆色、淡い緑色が混ざることなく並んでいる赤土の部分において。 59×48 cmというサイズの中で、この平原は静かな広さを保っている。手前には乾いた大地が広がり、その奥には畑、木々、そして点在する家々が段をなして並び、暗い色のヒノキが確かなアクセントを添えている。 そのすべてを覆うのは、青とオフホワイトの広大な空だ。一見、穏やかな風景に見えるが、何一つとして偶然に描かれたものはない。どの面にも重みがあり、どの家も、しっかりと据え置かれた積み石のように立っている。 私が特に美しいと感じる点は、セザンヌがベルヴューをロマンチックな牧歌的な風景として描くのではなく、地形、植生、建築を組み合わせて、確固たる構図を築き上げている点だ。 1890年から1892年にかけて制作されたこの作品は、モダニズムにとって今なお重要な思想を示している--空間は遠近法だけで生まれるのではなく、色と形が共にそれを構築するのだ。
シネアドの額縁は、細いオーク材のベニヤでキャンバスを囲んでいる。その色は淡い茶色のままで、表面には細い暗い線が走っている。 上端では木目が全幅にわたって穏やかに広がっており--鑑賞中、私は実際にその部分に目を奪われてしまう。 幅15ミリメートルのプロファイルには装飾は施されていませんが、奥行きは30ミリメートルとしっかりとしています。これにより、画面を重くすることなく、作品に明確な立体感が生まれています。 パッセパートもガラスも使わず、キャンバスはフレームに直接収められており、マットなプリントがそのまま露わになっている。木枠に張られ、側面が鏡面仕上げされているため、絵画の縁はすっきりとした仕上がりとなっている。 間近で見ると、細い影の隙間がプリントとオーク材の突き板を隔てている--まさにその部分で、画面とフレームがそれぞれ独立しつつも、一つの立体感を形成していることに気づく。 結局のところ、これはセザンヌ自身にもよく合っている。本来は単純な風景であるものを、彼はまるで建築物のようなものへと昇華させているのだ--雰囲気よりも、形と秩序を重視して。